うつ病になった僕の日々のくらし

前回うつ病になったことを書きました。

うつ病になった僕がしたこと

http://nhiron.com/2015/10/28/depression/

病気になったことにより、現在は自宅療養を行っています。

そうなると今まで会社で仕事をしていた時間がそのまま自由時間となるわけです。

医者からは「何もせず、疲れを癒してください」とは言われていたものの、何もしないと1日はものすごく長いです。

「一体何をしようか」

うつ病の自分の日々の生活を書いていきたいと思います。

朝はきちんと起きる

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朝はいつもと変わらない時間に起き、ちゃんと朝ごはんを食べる。

1日は最初が肝心です。昼までダラダラ寝るという生活をしてしまうと、生活リズムが崩れてしまい、治療にも悪影響が出ると考えました。どうしても眠たければ昼寝をするようにし、朝はきちんと起きるようにしました。

その代わり、土日や祝日については少し朝寝するようにしています。ずっと休んでいると曜日の感覚が鈍くなってしまうので、曜日を意識する意味でも土日は目覚まし無しで寝ています。

主婦業を少し手伝う

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朝食を食べて少しすると掃除の時間が始まります。

食器洗い、カーペットの埃取り、フローリング床の掃除は自分の担当です。掃除も真剣にやると結構疲れるもんですね。いつも文句一つ言わずにこなしてくれていた妻に感謝しながら、掃除を手伝っています。

また、本当に申し訳ないと思いつつも、料理は妻に任せっきりになっています。妻は自分の調子が悪い時も台所に立ち、3食きちんと用意してくれています。世間では妻が旦那の世話をするのが当たり前という風潮がありますが、あれは間違っていると思います。家族のためにがんばってくれている主婦に感謝してください。

少しだけですが、主婦業を手伝うようになってそんな事に気付く機会をもらうことができました。

自分はいくら感謝してもし足りないくらい、お世話になりっぱなしです。

ブログを更新する

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ちょうど休み始めた頃から、ブログを毎日書くようになりました。

もともとは日々の体調の変化を書くための手段だったのですが、気が付くと更新することが目的となっていました。人気ブログランキングやにほんブログ村にも参加し、自分のランキングが上がると一喜一憂しました。

自分の勧めで、ちょうど同じ時期に妻もブログを始めました。身近にライバルがいると、張り合いが出て楽しく取り組むことができます。自分が発信した内容が人に読まれていると、照れくさいような、嬉しい気持ちになります。

休みはじめてから、初めて充実した時間を見つけたような気がします。

人と会う

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病気で休み始めの頃は、妻以外の人に会うのが非常に億劫でした。

家族、親戚にも顔を見せて、大したことない、大丈夫ですと言いたい気持ちと、言いようのない気持ちの沈み具合の板挟みで辛かったです。

そんな時も、「無理しなくて良いから」「いつでも待ってるから」そんな優しい言葉を掛けてもらえて、気持ちが楽になったことを覚えています。少し良くなってからは、家族の集まりにも少しずつ顔を出すようにし、周囲とのつながりを取り戻していっています。

「見守る」言葉で言うのは簡単ですが、実際に行動に移すとなると難しいと思います。でもそれを自然に振舞ってくれた周りの方には本当に感謝しています。優しさってこういうことを言うんだろうな、と思いました。

余談ですが、会社関係の人と会うのは未だに気が進みません。

会社との関係を考える

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休み始めた当初に比べると、ずっと心のバランスは良くなってきています。

そのため、少しずつ会社のことを(無理しない範囲で)考えるようにしています。

先生からの「会社のことは考えないようにしてください」「月に1度の面談は控えた方が良い」といったアドバイスや3ヶ月間の休養を要すと記載された診断書を無視して、毎月の面談、毎月の診断書を要求し、強行した会社。

自分の中に、仕事を休んで申し訳ないという気持ちがあるのも事実。

会社が病気の人に対して社則しか押し付けてこなかったのも事実。

完治した後、本当に今の会社に戻るべきなのか、正直悩んでいます。まぁ悩みの大部分は給料のことなので、会社としての魅力というか信頼は、今回の件でゼロですね。

決断を下すまではまだ猶予があるので、もう少し今後のことを考えてみようと思います。

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