うつ病になった僕の半年とこれから

半年間の病休期間が終わりましたが引き続き休むということで、手続き上は休職という扱いに変更されました。その手続きをする上で、総務の方とお会いして社長直々の内示書に捺印しなければなりません。
休み始める前に聞いてはいたのですが、いざその状況が近づいてくると、焦りと反省(申し訳ない)が入り混じった複雑な感情でいっぱいでした。

休み始めた頃を振り返る

休み始めた頃は、3ヶ月も休めば復帰する元気も出てくるだろうと思っていました。
けれども、4ヶ月、5ヶ月経っても復帰したいという意欲は湧かず、半年間の病休期間を終了してしまいました。
振り返ればほんとにあっという間でした。
当初に比べれば、自分でも分かるくらいにずいぶんと回復したと思います。
他人が見ると、あの人何の病気なんだろうと思えるくらいに。

病休期間の終わりが近づき

半年を迎える直前はかなり焦りがありました。
何となく、半年で完治しなければならない、復帰しなければならないという目に見えないプレッシャーが心にありました。
総務の方と会う直前なんて、緊張し過ぎて変な汗が出ていました。
会社に行くのがどうしても嫌だったので、街中で待ち合わせということにさせてもらいました。やっぱりまだ他の社員と話す自信が無かったので、それで良かったと思います。

休職に入った後の気持ち

必要な箇所に捺印する、必要な手続きはそれだけでした。

なんだか肩透かしをくらったような、ホッとした気持ちです。
もっととんでもないことをしているような、そんな反省とも呼べる様な変な気持ちは無くなりました。
捺印した後に少し話しをしたのですが、特に怒られるわけでもなく、引き続き療養なさって下さいという優しい言葉を掛けていただきました。

話を聞きながら、「案ずるより産むが易し」そんな言葉が心に浮かんできました。

これからのこと

休職から復帰するには、病休期間の3ヶ月復帰プログラムに加えて更に3ヶ月、合計6ヶ月の復帰プログラムが適用されるそうです。
あと、支給されている手当も75%から66%に減額されるそうです。
(額うんぬんよりも、手当てをもらえるだけありがたいです、ほんとに)

何度も書いていますが、完治しても、元の職場に復帰するかどうかは分かりません。
現状だと別の道を歩む決断をする確率の方が圧倒的に高い気がします。

生涯サラリーマンで稼ぐ以外にも生きて行くための道は様々あるんだ、ということに少し気付けただけでも、この半年間は実りある期間だったと言えます。
ようやく自分らしさを取り戻せつつあるので、もう少しだけ周囲の気遣いに甘えさせてもらおうかと思っています。

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